当ブログから申し込みが多いオンラインスクール
1位:テックブースト:とにかく学習サポートが手厚いと評判。オーダーメイドカリキュラム、価格安め、転職にも強い。
2位:コードキャンプ:講師の質の高さに定評があり、価格が安く実績も十分。
3位:テックアカデミー:僕が実際に受講した実績No.1スクール。価格が安い割にスキル到達度が高い。
4位:ギークジョブ:20代なら無料。とにかく早くエンジニアになりたい人におすすめ。
こんにちは!ながやまです。僕はこれまでに、50社以上のプログラミングスクールを徹底調査し、その中から20社以上に直接話を聞いてきました。
「実績数値はどうなってるんですか?」とか「こんな悪い口コミあるけど、どうなんですか?」とか、答えにくい質問ばかりする嫌なユーザーですw
怪しいところにツッコミを入れまくる徹底的なユーザー目線と、労力を惜しまない徹底調査(長崎⇄東京を何往復もしました)の結果を記事にしているので、記事内容は信頼していただけるはず。ぜひ参考にしていって欲しいです。
おそらく、パソコン教室のアビバを知らない人はいないと思いますが、そのアビバでプログラミングを学べることはあまり知られてないかもしれません。
アビバでは、プログラミングに特化した「アビバプロ」というサービスを展開していて、この記事では、このアビバプロについてまとめます。
結論としてアビバプロの特徴をまとめると、
- パソコン教室老舗のアビバが2015年にスタートしたサービス
- 全国に106校を展開。地方都市でもほぼ間違いなく教室がある
- 現役エンジニアによるコードレビューあり
- 派遣会社とのマッチングサービスがあり受講中でもスカウトが来る
- 口コミ評判がほぼないので、実態がよくわからない
こんな感じです。
正直なところ、アビバ=パソコン初心者向けの教室というイメージだったので、プログラミングにはあんまり期待してなかったのですが、学習サポートはかなり手厚いです。
要所要所で、現役エンジニアにコードを提出して、レビューしてもらえるなど、きちんとした指導を受けられます。
また、エンジニア派遣会社(SES)とのマッチングサービスも行っていて、東京とかで就業できるなら、受講中でもスカウトが来てそのまま採用されるということもあるそうです。
説明会に行った校舎の講師の方もかなり親切で、知識も十分あったので、なかなか良いという印象でした。
ただ、アビバプロに関して、口コミをどんなに探しても出てくることがありませんでしたw(これはおそらくですが、アビバに通う人は、ネットリテラシーがあんまり高くなく、ネット上で口コミを残すということが少ないのかも?)
あとは、公式ページを見ても、受講料金とか書いてないし、どんな風に授業を受けるのかなども詳しくわからないというのもちょっと不満かな。
そこでこの記事では、説明会で教えてもらった情報なども含めて、アビバプロの概要をしっかり書きたいと思います。
資料請求したり説明会に参加すると詳しく教えてくれるので、足を運んでみてもいいと思います。
\無料体験・説明会あり/
目次
- 1 アビバプロとは?
- 2 アビバプロの特徴
- 3 アビバプロの受講料金
- 4 アビバプロの評判について
- 5 アビバプロは無料説明会もあり
- 6 アビバプロの特徴をまとめ
- 7 オンライン完結型のプログラミングスクールランキング
アビバプロとは?
ではまず、アビバプロの運営バックグラウンドを見てみます。
アビバプロの概要
アビバプロは、公式の文言を引用すると、以下のようなスクールです。
インターネットやコンピュータが幅広くビジネスで活用される高度情報化社会に置いて、万人が身につけなければならないプログラミング&ITリテラシー。
アビバプロは、従来のIT教育はもちろん、就業までをサポートする新しい教育システムを用意し、IT業界への就職・転職、キャリアアップしたいという方の想いをしっかりとサポートします。
アビバプロパンフレットより
パソコン教室のアビバは1995年から運営されているパソコンスクールの超老舗で、パソコン初心者向けの講座から、マイクロソフトオフィス、CAD、デザインなどITスキルを学ぶのがメインとなっているITスクール。
そのアビバが、2015年にアビバプロという新ブランドを開始。ITエンジニア養成を目的として、プログラミング講座をスタートしています。
アビバの運営会社リンクアカデミーについて

アビバを運営している「リンクアカデミー」という会社についても説明しておきたいと思います。
リンクアカデミーはパソコン教室のアビバと、資格スクールの大栄教育システムが合併してできた会社です。
アビバ、大栄ともに「リンクアンドモチベーション」という企業のグループ会社になっていて、その後にこの2つが合併してリンクアカデミーになったという経緯があります。
1972年8月大栄教育システム株式会社設立。
1995年12月株式会社アビバ設立。
2011年6月株式会社アビバがリンクアンドモチベーション100%出資の子会社と
なる。2013年1月大栄教育システム株式会社がリンクアンドモチベーション100%出資の
子会社となる。2013年12月株式会社アビバと大栄教育システム株式会社が統合し、株式会社リンクアカデミー設立。
株式会社リンクアカデミー公式ページより
ちなみに親会社であるリンクアンドモチベーションは、2000年操業の経営コンサル会社で、東証一部に上場している大企業です。
とこんな感じでバックがかなり強いこともあってか、アビバプロも開講からわずか8ヶ月で受講生3,000人を突破しています。
ただ、このニュースの後、受講生が何人なのか公開されていないので、現在の勢いがどんな感じなのかは不明ですね。
アビバプロの特徴
では、パソコン教室のエンジニア養成講座、アビバプロの特徴をみていきましょう。ここでは、公式ページに載っている内容と合わせて、説明会で聞いた内容なども織り交ぜて解説していきます。
全国各地に校舎がある
まずは、パソコン教室アビバの校舎が全国各地にあって、そのどこでもアビバプロを受講することができます。
全国33都道府県に、106校と他の追随を許さない教室数です。

どうせなら全都道府県を網羅してほしいものですが、まあ主要な地方都市にはだいたい校舎がある感じで良いですね。
学べる技術はJavaがメイン。PHP、JavaScriptも
アビバプロで学べるプログラミングは、Javaがメインです。

PHPやJavaScript、SQLなども学べますが、あまり応用的なところまでは学習できず、基礎的な内容となっています。
あと、HTMLやCSSとかのマークアップはあまり学べないようです。
HTMLやCSSについては、Javaがわかるようになったら、正直独学でも余裕でできるレベルです。もしアビバプロを受講するなら、HTML、CSSなどは自分で勉強するということを意識しておきましょう。
【注目ポイント】ゲームを意識した未経験者にもイメージしやすい教材テキスト

アビバプロのJavaプログラムは、「Java Quest」というドラクエを意識したような教材テキストとなっています。
お城の王様から呼び出された兵士が、なんやかんや命令されながら、プログラミングを通して王様の要望に応えていくという内容。
JavaというかWeb系の言語でおそらくもっともつまづきやすい「オブジェクト指向」という概念があるのですが、こちらもキャラクターごとのステータスみたいな感じといった説明があり、すごくわかりやすかったです。
プログラミング未経験者にもとてもわかりやすく工夫されたテキストになっていて、非常に良いと思います。
受講スタイルは動画授業+講師に質問
アビバプロを受講すると、決まった回数の「レッスン」が割り振られます。
一回のレッスンは90分で、予約してアビバの教室においてあるパソコンで授業を受けるということになります。
ただ、授業とは言いますが、実際は動画を見ながらの自習がメインです。わからないところがあったら、講師に質問する、という感じ。

進捗確認、ポイントについての指導なども授業の中で行われるので、モチベーションも維持しやすい環境にはあると思います。
講師が空いてない時には、オンラインサポートを利用することも可能
アビバプロでは、レッスンを受けている間しか、講師に質問はできないのですが、少人数クラスとなっている上に、レッスン時間は90分しかありません。
つまり、他の人がめっちゃつまずいてたりすると、相手をしてもらえないという状況になることもあり得るのです。
そこで、アビバプロではオンラインでの「リアルタイムサポート」も受けることができます。
アビバが営業している間は、講師がオンライン上に常に待機していて、いつでもサポートをしてもらえるようになっています。
ただし、オンラインサポートはレッスン中にしか使うことができないので注意です。
家でテキストや動画を見ることも可能(質問はできない)
アビバプロでは、パソコンのレンタルが必須となっています。レンタルしたパソコンにソフトウェアなど一式がインストールされているからだそうです。
このパソコンであれば、アビバの教室以外のところでも動画などを見て、自分で学習を進めることもできます。
ただし、先ほど書いた「リアルタイムサポート」は、レッスン中にしか使うことができません。
あくまで予習・復習を進めておくような感じの使い方ですね。
要所要所で現役エンジニアによるコードレビューあり
アビバプロでは、大きな単元が終了すると、課題が出され、課題は現役エンジニアによるレビューを受けることになっています。
保守性(誰が見ても見やすい)を意識したコードレビューになっているので、実務でも役に立つような指導が受けられます。
中には、あんまりコードレビューするところがない場合もあるらしく、その場合でも現役エンジニアから普段の働き方や、エンジニア業界の世間話など聞けるので、かなり評判は良いのだそう。
ちなみに普段質問する講師の方は、エンジニア経験がない場合がほとんどです(エンジニアではないですが、教えるプロではある)。
就職サポートはかなり手厚いが、実績ははっきりしない
アビバプロには、かなり充実した就職サポートがあります。
キャリアカウンセリング、自己分析などを受けられる

まずは基本的なサポートになりますが、自己分析ツールや、キャリアカウンセリングを受けることができます。
なりたい姿をはっきりさせたり、理想のキャリアを実現させるためにどのようにしたらいいかのアドバイスを受けられるので、初めての就職・転職の場合でも安心です。
下手な転職エージェントよりもこの辺りは親切です。
エンジニア派遣会社(SES)とのマッチングサービスに登録できる

エンジニアとしてキャリアスタートするのに、エンジニア派遣会社(SES)からを検討する人もいると思います。
アビバプロでは、「プロシード」というエンジニア派遣会社とのマッチングシステムを独自に開発しています。
このプロシードに登録しておくことで、エンジニア派遣会社からスカウトが来たりもするそうです。
特に、東京とかで就業できるとなれば、アビバプロを受講している最中でも普通にスカウトがくるということもあるんだとかw
ちなみに、SESの中には、スキルアップを望めなかったり、給料が安すぎるなど、あまりよくない会社もあるので、その辺はある程度スクリーニングもしているようです。
【注意】サポートが手厚いが、実績ははっきりしない
とここまで、かなり就職サポートが手厚いという話をしてきましたが、実際就職できてるのかと言われると、はっきりわからないそうです。
東京あたりだと、職を選ばなければほぼ間違いなく就職は可能なんだそうですが、大阪だと70%くらい、僕が説明を聞きに行った長崎だと50%くらいだというお話。
残りの人たちは、要はアビバプロの就業サポートを使わずに就職しているので、そうなってくると、もう実際就職したかどうかわからないんですよね。
実際、プロシードのサービス開始時の公式リリースを見ても、登録3000名、就業500名を目指すとあり、そんなにガチで就職支援しようとはしてないっぽいですし。
まあ就職を成功させられるかどうかは、本人次第ではありはしますが、あまり就職サポートに期待しすぎるのはよくないと言えますね。
アビバプロの受講料金
では気になるアビバプロの受講料金について書きます。
アビバプロもそうですが、アビバって公式ページに受講料金全然書いてないですよねw
まあ、とにかく教室に足を運ばせようとか、資料請求をさせようという話なんだと思いますが、それだといまいち検討に値するかどうかもわかんないと思うので、ここでは一部だけ紹介したいと思います。
JavaQuestの受講料金
ざっくりいうと、JavaQuestの受講料金は、1回90分のレッスンあたり、6,600円となっています。
で、JavaQuestを全て受講しようとすると、全部で38回のレッスンを受けることになります。
なので、受講料は、6,600×38=250,800円です。
ここに、入学金が20,000円と、PCレンタル代3ヶ月で15,510円がかかります。
合計で、約29万円くらいですね。
さらに、データベース(SQL)を加えてWebアプリケーション作成までやろうとすると、プラス20万円くらいになります。
すでにJavaの基礎を多少身に付けているよーという場合は、一部のカリキュラムを省いて少し安くできたりと、結構カリキュラムに融通は効きますので、気になる場合は一度説明会で必要な講座をみてもらいましょう。
ぶっちゃけ到達度の割には料金が高い
さてアビバプロの料金ですが、Javaだけやるとしても29万円、JavaでWebアプリケーションまで作れるようになるには49万円と、けっこう高いですね。
普通に、JavaとSQLを学べて、3ヶ月で25万円とかのスクールもあるので、相対的に高いです。
まあアビバの場合だと、教育のプロから教えてもらえて、エンジニアによるコードレビューもついている等、学習サポートはかなり手厚いので、まあその分高いといった感じではないでしょうか。
アビバプロの評判について
さて、アビバプロの評判や口コミが気になるという方もいると思います。僕もめっちゃ気になりました。
が、
なんと、
インターネット上からは、アビバプロの口コミを見つけることができませんでしたw
これはおそらくですが、アビバに通う人は、ネットリテラシーがあんまり高くなく(オフラインでも目立つから)、ネット上で口コミを残すということが少ないのかもしれません。
ちなみにアビバプロではなく、アビバでいうと、Yahoo知恵袋とかで口コミを調べるといっぱい出てきます。多いのは、「アビバの講師は教育よりも契約を熱心にする」といった声。
ですが、僕が行った長崎校では、いらないコースまで契約させるどころか、余分なコースは省いて提案してくれました。
よくよく見てみると、悪い口コミはだいたい2010年くらいでストップしていて、2011年のリンクアンドモチベーションへのグループインあたりから、業務改善が行われたと思われます。
アビバプロは無料説明会もあり
アビバプロは、無料で体験会、説明会、教室見学をすることができます。キャリアカウンセリングも少しやってもらえます。
さっきも書きましたが、料金は説明会に行かないとわからないし、レッスンの様子や、教材テキストの中身を見せてもらったりもできます。
あとは、その教室の講師の人がどんな人かもわかります(これめっちゃ重要です)。
僕が体験会に行った長崎校は、本当に講師の人柄がよくて、専門知識も十分でした。その方に教えてもらった受講生は、現役エンジニアのコードレビューで「コメントが何もありません」と言われることもあるんだとかw
まあ、気になったら、ぜひ足を運んでみると良いですね。体験しないと見えないものはいっぱいあるものです(プログラミングスクール20校くらい回った感想です)。
アビバプロの特徴をまとめ
というわけで、最後にもう一度アビバプロの特徴をまとめると、以下のようになります。
- パソコン教室老舗のアビバが2015年にスタートしたサービス
全国に106校を展開。地方都市にはほぼ間違いなく教室がある
現役エンジニアによるコードレビューあり
派遣会社とのマッチングサービスがあり受講中でもスカウトが来る
口コミ評判がほぼないので、実態がよくわからない
アビバは昔ながらのパソコン教室みたいなイメージだったので、正直あんまり期待してませんでしたが、総じていうと、かなりしっかりしています。
ただ、気になるのは評判がほとんどないこと、就職実績がいまいちなこと、あと料金が高いことですかね。
まあ地方在住で、どうしても教室で勉強したいという方にとっては、十分検討の価値ありだと思いますね。就職活動は自分でやるつもりでいきましょう。
まずは説明会に行ってみても良いと思いますよ。
\無料体験・説明会あり/
オンライン完結型のプログラミングスクールランキング
僕はこれまでに、50社以上のプログラミングスクールを徹底調査し、その中から20社以上に直接話を聞いてきました。
その中にはオンライン完結型のスクールも含まれていますし、実際オンラインのスクールに通いしっかり実力をつけることができました。
そんな経験から、なるべく客観的にスクールを比較して、オススメできるオンラインスクールについてまとめています。
これからスクール選びをする人の参考になれば嬉しいです。