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こんにちは!ながやまです。僕はこれまでに、50社以上のプログラミングスクールを徹底調査し、その中から20社以上に直接話を聞いてきました。
「実績数値はどうなってるんですか?」とか「こんな悪い口コミあるけど、どうなんですか?」とか、答えにくい質問ばかりする嫌なユーザーですw
怪しいところにツッコミを入れまくる徹底的なユーザー目線と、労力を惜しまない徹底調査(長崎⇄東京を何往復もしました)の結果を記事にしているので、記事内容は信頼していただけるはず。ぜひ参考にしていって欲しいです。
さて、福岡に「ジーズアカデミー」という、起業支援してくれるプログラミングスクールがあると聞いたので説明を聞きに行ってきました。
ジーズアカデミーは東京で最初にオープンして、その次がなんと福岡。福岡は市をあげてスタートアップ企業を応援しようという動きもあるので、そんな背景とマッチしたのかもしれませんね。
ジーズアカデミー福岡は、福岡市内の大名という地域にあるのですが、外観はこんな感じで超絶オシャレ。いろんなスクールを見てきましたが、こんなにぶっ飛んだ見た目なのは初めてです。

説明会でもらえるモノもなんとなくオシャレです。左下のはステッカーなんですが、マックブックとかに貼るとめっちゃ映えそうです。

さて肝心の説明会内容ですが、最初にかなり長い時間をかけて、ジーズアカデミーのコンセプトの説明があり、続いてスクールの紹介、卒業生の実績などの話がありました。
あとは、ジーズアカデミーは入試があるのですが、その入試を受けるのに必要なパスワードも教えてもらえます。
とにかくスタッフの方の熱量がすごくて、体験談とかも織り交ぜてとても熱く語ってもらえます。話聞いてるだけなのに2時間ありましたから、まじでどんだけ熱量あるんだよwって思いました。
とまあそんな感じですが、この記事では、
- ジーズアカデミーの良いと思った点
- ジーズアカデミーの注意した方が良い点
という二つの観点から、感想を書きたいと思います。詳しい特徴は、別記事で書いているので、この記事では、特にジーズアカデミーが大事にしているコンセプト部分や、ジーズアカデミー受講の際の注意点に絞って書きました。
とにかく、説明を聞くだけでも損はしない充実した説明会だったので、興味が少しでもあるなら、気軽に説明会を申し込んだ方がいいですよ。
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ジーズアカデミーについては、以下のように他の記事も書いていますので、ぜひ読んでみてください!
目次
ジーズアカデミー(G’s ACADEMY)の良いと思った点
まずは、ジーズアカデミーの良いと感じた点についてですが、ただ一点に絞って書きたいと思います。
ジーズアカデミーのコンセプトについてです。とにかく、ジーズアカデミーはコンセプトが尖っていて、すごく明確です。
どういう人に受講してもらいたいというのが本当にはっきりしています。
日本ではなぜユニコーン企業が生まれないのか
ジーズアカデミーが解決したい課題というのがあって、それが、なぜ「日本からユニコーン企業が生まれないのか」問題です。
ユニコーン企業というのは、創業から10年以内の未上場企業で、評価額が10億ドル以上の企業のことを言います。
2019年現在、日本のユニコーン企業はプリファードネットワーク、TMB、スマートニュースの3社しかないのですが、一方で、アメリカのユニコーン企業は200社を超えています。
なぜこんなに違っているのか?について、IT産業の業種別の割合に目をつけて、
- 日本のIT産業はSIer受託が大半(約90%)を占めること
- 大企業依存型のIT商流となっていること
といったところに根本原因があると考えているようです。
業界の問題から、エンジニアの質にも影響が出ている
さらに、その日本のIT産業の現状から、ユニコーン企業が生まれるようなエンジニア層になっていないことも問題だとします。
日本でも「エンジニア」の定義は、かなり広くて、例えば、
4次請け企業で、サーバー管理のために24時間三交代体制でモニターを監視し、何かあったら元請けのエンジニアに電話をかけるだけ
という人でもエンジニアにカウントされると言います(実際に説明してくださったジーズアカデミースタッフの方の体験らしいw)
これはほんの一例ですが、多くのエンジニアはSIerにおけるコーダーという感じで、研究と開発のギャップを乗り越えられる人材が少ないというのが現状です。
そこで、こういった現状を打破するべくして、ジーズアカデミーのコンセプトは生まれました。
セカイを変えるGEEKになろう

ジーズアカデミーが考えたのは、「現状の日本的プログラマーとは違う視点を持つ人に、プログラミングという武器を与えたら面白いことができんじゃね?」というコンセプトです。
ジーズアカデミーが掲げるキャッチコピー「セカイを変えるGEEKになろう」というのは、こういうことのようですね。
将来的には、ジーズアカデミーの卒業生からユニコーン企業の創業者を出そうとしているのでしょう。
どうやったらセカイを変えるGEEKに育つのか
じゃあどうやったらセカイを変えるGEEKは育つのかということで、ジーズアカデミーでは以下の2点をポイントとして挙げています。
- プロダクトファースト。
- 卒業後も永続的に支援する。
プロダクトファースト
ジーズアカデミーで学べることは、プログラミングではなくて、プログラミングを使ってモノを作る技術(=エンジニアリング)となっています。
プログラミングはあくまでも武器。目的ではなく手段です。その武器を使って世界に通用するようなプロダクトを作ることが目的にあるんです。
実はプロダクトファーストは、プログラミングスキルを身につける上ではめちゃくちゃ効率の良い方法でもあります。
ジーズアカデミーの主席講師で、Microsoft MVP(Bing Maps Development)に6年連続選ばれるという経歴を持つ山崎大助氏が言うには、
色んな所で教えたり、講演活動をしても、みんな受け身で講義を受けるんです。講義を受けて、少し基礎をやると、少し覚えた感が出てきます。
でも、結局それって出来てないんです。言われた通りやっただけで、実際自分で考えてそれを打ってみてくださいって言った瞬間に、全然打てません、となることが多いと感じます。
それを乗り越えるには、自分が作りたいものに対して、学んだことを機能的にちゃんと実装しながら、実戦でアウトプットをしていく必要があります。それを作ることによって、ちゃんと理解できるようになると思います。
ガオキャリ | 「自分が欲しいものを作ろうジーズアカデミー主席講師が語る“アウトプットの極意”より
ということです。アウトプットしないと本当の力はつかないというのは、理解できる人も多いのではないでしょうか。
ジーズアカデミーのカリキュラムは、しょっぱなから課題中心になっているし、自分のオリジナルプロダクトを作れないと卒業できません。
嫌でもプロダクトを作るというアウトプットを強いられることになります(アウトプットを強いられるのが嫌とか言ってる人は受講できないかもですがw)。
卒業後の永続的な支援
ジーズアカデミーはプロダクトファーストで、とにかくモノを作らせるという特徴があるのですが、実際自分のオリジナルのモノを作るのは2ヶ月間だけです。
で、この2ヶ月だけでは、プロダクトのアルファ版、よくてベータ版までくらいが限界だと言います。
そこで、ジーズアカデミーは卒業後でもコワーキングスペースを開放していたり、「ジーズクラブ」というジーズアカデミーの受講生・卒業・メンターからなるコミュニティを作って、ずっと支援できるような仕組みを用意しています。
最新技術を学ぶセミナーや、起業の勉強会なども開催されるので、情報交換や人脈形成にはかなり有益です。
ジーズアカデミーはプログラミングスクールじゃない
というわけで、ジーズアカデミーのコンセプトをたらたらと書いてきたのですが、ジーズアカデミーは普通のプログラミングスクールという枠には収まらないと感じています。
実際、説明会でのスタッフの方の第一声が「うちはちょっと変なスクール なんですよ」でしたしw
僕自身、いろんなプログラミングスクールを見てきましたが、こんなにコンセプトがはっきりしているところは他にないですね。
とにかく尖ったスクールなので、刺さる人にはものすごく刺さるだろうなあという感じがしました。
受け身でやっても成功しないので、「自分のアイデアを形にしたくてしょうがないから、やり方教えて!めっちゃ頑張るからさ!」みたいな人はぜひジーズアカデミーを検討してみるといいですね。
ジーズアカデミーの注意した方が良い点
さて、良い点を語ったところで、今度は注意点を書いていきましょう。
ここで伝えたいのは、たった一つだけです。
ジーズアカデミーを受講したからといって、全員が全員、成功するわけではない
これは当然といえば当然なのですが、ジーズアカデミーを受講したからといって、みんなが起業できるわけではないし、起業したからといって、みんなが成功するわけではないです。
2019年現在ではジーズアカデミーから40社が起業しているというアナウンスが出ています。
でも40社って言っても、どれだけの人たちが挑戦して40社なのかっていう話なんですね。
結論、ジーズアカデミーをこれまで受講した人数は1100人を超えるそうです。
もちろん、ジーズアカデミーには就職メインの「LABコース」というのもありますので、みんながみんな起業を目指していたわけではありません。
ただ、起業目的でジーズアカデミーを受講したという人はおそらく、400〜500人くらいはいるはずです(DEVコースとLABコースで人数は半々として、DEVコースのうち80%が起業目的)。
なので、起業に成功しているのは、ざっくりですが受講者の10%くらいということになります。
もちろん起業している人たちは、ジーズアカデミーがあったからこそ起業できているわけですが、みんながみんなそこにたどり着けるわけではありません。
カリキュラムはすごくハードだし、課題もすごくハードです。受講から5週間後に続けるかどうかのジャッジメントタイムがあって、そこでやめる人もいます。
ツイッターなんかで途中途中の課題で作ったモノをシェアしてる人も何人かいるのですが、すごいレベル高い人もいます。
おそらくこういうレベル高い人たちの中から、やっと起業できるという感じのはずです。
起業目的なのに起業できなかったら、受講する意味ってあんまりないので、自身がない人はやめておいたいいと思います。
ジーズアカデミーは、高い熱量を持つ人をサポートしてくれるコミュニティ
というわけでまとめると、ジーズアカデミーがやりたいことは、高い熱量をもった人をサポートすることです。
受け身な人は論外だし、自分のアイデアをなんとしても形にしたいという強い意思で努力し続ける人だけ、受講するようにした方が良いと思います。
というのが、僕が説明会に参加した感想なのですが、とにかく、説明を聞くだけでも損はしない充実した内容であったのも確かです。
受講するしないはともかく、興味が少しでもあるなら、気軽に説明会を申し込んでいいと思います。人によっては、「やっぱ自分には無理そうだ」ってなるかもしれませんし、「うおぉすげえ!絶対ジーズ入るわ!」ってなるかもしれませんからね。
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オンライン完結型のプログラミングスクールランキング
キャリアコンサルタントのながやまです。
僕はこれまでに、50社以上のプログラミングスクールを徹底調査し、その中から20社以上に直接話を聞いてきました。
その中にはオンライン完結型のスクールも含まれていますし、実際オンラインのスクールに通いしっかり実力をつけることができました。
そんな経験から、なるべく客観的にスクールを比較して、オススメできるオンラインスクールについてまとめています。
これからスクール選びをする人の参考になれば嬉しいです。