当ブログから申し込みが多いオンラインスクール
1位:テックブースト:とにかく学習サポートが手厚いと評判。オーダーメイドカリキュラム、価格安め、転職にも強い。
2位:コードキャンプ:講師の質の高さに定評があり、価格が安く実績も十分。
3位:テックアカデミー:僕が実際に受講した実績No.1スクール。価格が安い割にスキル到達度が高い。
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こんにちは!ながやまです。僕はこれまでに、50社以上のプログラミングスクールを徹底調査し、その中から20社以上に直接話を聞いてきました。
「実績数値はどうなってるんですか?」とか「こんな悪い口コミあるけど、どうなんですか?」とか、答えにくい質問ばかりする嫌なユーザーですw
怪しいところにツッコミを入れまくる徹底的なユーザー目線と、労力を惜しまない徹底調査(長崎⇄東京を何往復もしました)の結果を記事にしているので、記事内容は信頼していただけるはず。ぜひ参考にしていって欲しいです。
さて、テックブーストというプログラミングスクールの説明会に行ってきました。

テックブーストは渋谷駅から距離的にもすごい近くて、教室もすごいおしゃれなんですよ。すげー印象が良かったです。

説明会では、テックブーストのスクール内容ももちろんありましたが、自分が描くエンジニアとしてのキャリアのうち、テックブーストがサポートするのはこの部分ですよ〜といった感じの説明になっていました。
エンジニア業界のあれこれをきちんと説明してもらえたので、とても理解が深まりましたね。
ロジックもキレイでとてもわかりやすかったので、ITエンジニア業界についてあまり予備知識がない人は、説明会に行くと知識レベルが一気に上がります。
まあそれこそ、テックブーストの興味がない人でも、全然行く価値がある感じ。
今回の記事では、テックブーストの説明会に行ってよかった点について、あんまりネットには転がっていない情報を中心に紹介していきたいと思います。
\サポートの手厚さが随一/
テックブーストについては、以下のように別記事も書いていますので、ぜひ参考にされてください。
目次
最終目的から逆算したキャリアプランを丁寧に説明してもらえる
ここまで丁寧な説明は初めてだったレベルですが、目標をヒアリングして、ヒアリングした結果を元に目標到達までのキャリアプランを細かく説明してもらえました。
プログラミングを学習する目的のヒアリング
まず、説明会に行くと、なぜテックブーストを受講するのか。目標は何か?といったことに関するアンケートに答える必要があります。
ポイントとしては、「最終到達点はどこか」という点です。
テックブーストの説明会では、この目標到達点に対して、
現在→近未来(テックブーストの受講)→遠未来(最終的に目指す場所)
といった感じで時間軸をホワイトボードに書いて丁寧に説明してもらえました(一応モザイクかけてます)。

もう1人の参加者の方は「フリーランスエンジニアを目指す」、僕は「フリーランスエンジニアor起業」という感じだったので、その最終目標地点から逆算するように、ITエンジニアのキャリアプランの説明があり、そのためのテックブーストの位置付けという感じで説明がされました。
他のスクールは、未経験者を対象にしているようなところであっても、なんとなくざっくりとした説明がされることが多いのですが、テックブーストは簡略化されつつも具体的な感じの説明でとてもよかったです。
エンジニアって結局なんなん?みたいな感じの人にはぜひ受けて欲しい説明です。
ITエンジニアのキャリアプラン
まずITエンジニアのキャリアプランとして、以下のような説明がありました。ここでは、かなりザクっとですが、上から順に、キャリアを積んでいくと下にいく感じです。
- テスター:出来上がったプログラミングコードのテストをする人
- プログラマー:プログラミングコードを実際に書く人
- システムエンジニア:プログラミングコードを書くための説明書を作る人
- プロジェクトリーダー:現場の責任者
- プロジェクトマネージャー:社外を含めた全般的な責任者
一般的には、システムエンジニアまでキャリアを進めたあとで、独立してフリーランスになる人が多いんだとか。
ゼロからキャリアをスタートすると、フリーランス独立までは、3~5年かかるというのが一般的です。
Webエンジニアのキャリアプラン
ITエンジニアの全般的なキャリアプランについての説明の後は、テックブーストの主な受講対象としているWebエンジニアに関する説明もありました。
先ほどプログラマーやシステムエンジニアになったあとで、独立するのが一般的という話がありましたが、やはり最初は就職して、会社員としてキャリアをスタートする方が、結局最短距離です。
で、キャリアをスタートするにしても、Web系企業には3種類(もしくは4種類)あるよというお話。
その3種類というのがこちらです。
- 自社開発:自社でWebサービスを開発・運営を行う
- 受託:顧客から依頼を受けてシステム作成を行う(SIerとも呼ばれる)
- SES:エンジニアを他社に派遣して、開発支援を行う
- (教育:プログラミングを教える)
「プログラミングスクールに通う目的は就職だ」という人は、これらの違いをきっちり認識しておかないといけないんですよ。
知ってる人は知ってると思いますが、基本的にみんなが憧れているWebエンジニアっていうのは、一番上の「自社開発」で、ブラック企業で死にそうになってるエンジニアは受託やSESであることが多いです(もちろん例外もある)
ここを間違えると、せっかく人生変えたくてエンジニア目指したのに、終わるかもしれないんです。それくらい重要な部分です。
だけど、僕はいろんなスクールを見て回っていますが、この3種類についてきちんとした説明があったのは、テックブーストだけでした。
まあこの自社開発vs受託vsSESには、いろんな意見があるので、一概には言えないんですけどね。
エンジニア向けサービス提供企業ならではの説明
テックブーストが、こんな風に目標地点から逆算したキャリアプランを説明するのにはわけがあって、それは「フリーランスエンジニア向けエージェント」を運営しているからなんですね。
テックブーストを運営する「ブランディングエンジニア」という企業は、エンジニア向けの転職エージェント「Tech Stars」、フリーランスエンジニア向けエージェント「Midworks」というエンジニア支援サービスをやっていて、テックブーストはその後で誕生したんです。
つまり、エンジニアとしてのキャリアにめちゃくちゃ精通しているんですね。
未経験から就職までをテックブーストで支援してもらって、その後Tech StarsやMidworksを使ってキャリアチェンジ、キャリアアップを狙ってもらおうって感じですね。
なんかもう、一社で完結するからめんどくさくなくて良いという気さえしますねw
ちなみにミッドワークスってすごい面白いサービスで、フリーランスでは絶対にありえない「福利厚生」を実現しまっせ。みたいな感じのエージェントなんです。
こんなの他のとこはやってないから、将来フリーランスエンジニアになろうって思ってる人は、テックブーストにしておくと便利だと思います。
いや別に途中で乗り換えればいいんちゃう?っていうのもありですけど、まあ世の中「コネクション」で回ってるみたいなとこありますから、未経験からスクールで頑張ってたみたいな人は、きちんと拾ってもらえる可能性が高いと思います。
テックブーストで学習できる言語の強みを学べる
テックブーストで学べる言語は、サーバーサイドでいうとRuby、PHP、Pythonとなっているのですが、そのあたりの事情についても、説明がありました。
これは、説明会での内容ですが、有名なプログラミング言語の特徴はこんな感じ。
- Ruby:とっかかり安く、Ruby on Railsのフレームワークが優秀。開発効率が良いので、スタートアップやベンチャー企業に採用されやすい。
- PHP:フリーランスの仕事が多い。そもそも求人が多く、Rubyよりも3~5倍求人がある。
- Java:習得がやや難しい。今後、PHPやRubyに置き換えられる。
- Python:機械学習やデータサイエンスに使われており、今もっともホットな言語
プログラミング言語については、このような解説がありました。
ただ、JavaがPHPやRubyに置き換えられるというのは、相当なポジトークだと思います。
もちろん、かなり先の未来にはあり得るのかもしれませんが、現状では世の中の莫大な数のシステムでJavaが使われていますし、Javaのものを他の言語で置き換えるみたいな未来はあんまり想像できないですね。
一般的には、Java=SIer、Ruby=自社開発となっていて、プログラミングを学んで就職したい人の多くは、自社開発企業に行きたいでしょうから、JavaはSIerが多いよみたいな説明の方が良かったんじゃないかな。
テックブーストの学習カリキュラムの詳細を知ることができる
学習カリキュラムは、公式ページを見てもあんまりきちんと書いていないですが、説明会に参加すれば、きちんと説明してもらえます。
テックブーストの教材
実際に使用する教材についても、内容を見せてもらいました。オンラインでアクセスして閲覧するタイプで、他スクールとあまり違いはありません。
教材の基本的な構成は、以下のような感じになっています。
- 説明:教科書を読んで理解を深める
- ミラーリング:教科書を見ながら、実際に手を動かしてコーディングする
- 課題:ミラーリングではなく、自分で考えて課題に取り組む
この3ステップを各単元で繰り返していくような感じです。
珍しいと思ったのは、Mac用とWindows用の両方のカリキュラムが用意されている点。
テックブーストが紹介する就職先の中には、Windowsで開発をするところもあるので、両方学べるようにしているそうです。
Windowsのパソコンしか持ってない人でも安心です。
テックブーストの学習スケジュール
学習スケジュールについては、あんまり決まってなくて、受講生1人1人に対して決められる感じです。
テックブーストは受講すると、専属メンターという人がついて、学習進捗の管理とかをやってもらえるのですが、その専属メンターと相談してスケジュールを調整します。
ざっくりいうと、基礎が2/3、応用が1/3といったスケジュールにする人が多いそうです。
一応テックブーストで用意してあるカリキュラムは学び放題になっていて、どれを選んでもいいということになっているので、自由度は高いですね。
テックブーストのサポート体制について深く知ることができる
続いてサポート体制について。これも公式ページにあんまり詳しく書いてないポイントですよね。
テックブーストの教室利用可能時間
テックブーストの教室利用可能時間は以下のようになっています。
- 平日:10時~22時
- 土日:10時~19時
冒頭で写真を載っけましたが、教室はスッゲーおしゃれで、テンション上がりますよ。
教室メンターへの質問可能時間
あと、教室に行けばメンターに質問し放題って公式ページに書いてるんですが、実はちょっと違ってて、メンターに質問できる時間が別に決まっています。
教室メンターへの質問可能時間は以下のようになっています。
- 平日:15時~22時
- 土日:13時~19時
オンラインでの質問可能時間
ただし、オンラインでの質問可能時間は以下のようになっています。
- 平日:10時~22時
- 土日:13時~19時
チャットサポートの回答が鬼のように早い
オンラインでのサポートは、チャットによる質問がメインとなっているのですが、他の生徒が質問した内容を見られたり、検索したりできるようになっていて、類似質問があれば質問せずに解決することもありそうです。
過去のチャット履歴も残っているので、一部実際の見させてもらいましたが、返信はめっちゃ早かったです。数分で回答が返ってきてました。
ビデオ通話によるオンラインサポートもできる
また、ビデオ通話によるサポートも随時可能となっています。
チャットで少しやりとりして、それでもよくわからないという場合、「らちがあかないから、ビデオ通話でやりましょう」みたいに切り替える場合が多いそうです。
特に予約もなしで、こんなに充実したオンラインサポートを受けられるのはなかなかないですね。
テックブーストの口コミでも、このオンラインサポートの手厚さに満足したという声が多いんです。
本当にtech boostって凄い。日付変わる前なのに講座で躓いても質問したら答えてくれるんだよ。夜型人間の味方だよ。
— けーしさん (@keishi7773) January 11, 2019
普通に22時以降でも対応してもらえたりするみたい。
メンターの層が厚い
なんでこんな手厚いサポートができるのかと、メンターの数がとにかく多いんです。
これ、テックブースト最大の魅力なのではないかと思っているのですが、現在、受講生186人に対して、メンターが70人いるそうです。
メンター1人あたり2〜3人の受講生くらいの割合。
しかもメンターは全員現役のエンジニアですよ。
なんでこんなに集められるのかというと、さっき少し紹介した、フリーランス向けエージェントのミッドワークスで集めてるんだと思います。
メンターの採用には力を入れてるっていうのは本当に強調していたんですけど、登録してる人に対して募集かければ、すぐ集まりますよね。
キャリアサポートもしつつ、スクールでの教育の質も上げられてまさに一石二鳥。
メンターを変えてもらうことも可能
口コミ見てたら、希望のメンターをつけてもらえなかったという声もあったので聞いてみたのですが、メンターを変えてもらうこともできます。
例えば起業を希望している人だったら、実際起業してるメンターにお願いするとかもできるみたいなので、これは素晴らしいシステムですよね。
まあ、もちろん、メンターの方の都合が合えばですけど。
テックブーストのキャリアサポート実績を知ることができる
テックブーストのキャリアサポートの実績が公表されてないので、こちらも聞いてみました。なんでも答えてくれますねホントw
テックブーストのキャリアサポートの内容
カリキュラムが応用段階に入る頃から、キャリアサポートを受けることができます。主な内容は、以下の通りです。
- 求人紹介と斡旋
- 面接練習
- 書類添削
- githubのチェック
- イベント開催(就職に役立つものもあり)
まあこれは他スクールも同じような内容なので、無難なところは抑えているという感じですかね。
テックブーストの就職実績について
就職実績について、数字を公表していないので聞いてみました。
テックブーストの転職サポートを利用した場合の就職成功率は95%とのことです。
就職サポートを使わなかったという人もいたが、なぜなのか?
転職サポートを利用したら95%と言ってたので、じゃあ使わなかった人もいるということですよね。じゃあ、なんでそういう道を選ぶ人がいるのか聞いてみました。
答えとしては、
- テックブーストを介して就職した場合、紹介先の企業からテックブーストに対して紹介料が発生するから、エージェントを介さない方が通りやすいパターン
- 春は新卒採用するのであんまり求人がなく、自力で必死に探すというパターン
というのがあるみたいですね。
エージェントにきちんと紹介料を払える企業を選んだ方が安心な気がしますけど・・・
就職初年度の年収について
テックブーストを卒業して、就職した人たちは年収いくらくらいなのかも聞いてみました。
未経験からのエンジニア転職の場合、相場としては200〜350万なんだそうです。
かなり幅がありますね。
現職や過去の経験(管理職やSE経験など)を考慮されるケースもあるので、年収レンジは広いんだそうです。
200万はちょっと極端に低いですが、まあだいたいどこのスクールでも、こんな感じの年収帯にはなっています。
その後、スキルを磨いて自分の力でキャリアアップをしていきましょう。Tech StarsやMidworksでバックアップしますよ?!
みたいな感じですね。
サポートは相当手厚いし、就職実績も十分。キャリアパスもしっかりわかった
テックブーストについては、Webページで開示されてる情報も少ないから、あんまり期待してなかったのですがw、実際に話を聞いてみると、かなり良さそうです。
特にサポートの手厚さ。メンターと受講生の比率は、他スクールと比較してもぶっちぎりでしょう。
就職実績も十分です。
その割に、転職支援付きプログラミングスクールの中では受講料が安め(といっても3ヶ月で40万円くらいですが・・・)なのも魅力的です。
説明会でエンジニアのキャリアパスを聞けたのが本当によくて、かなり知識が深まる感じでしたし、検討してみる価値はめちゃくちゃありますよ。
テックブーストは、知名度は低いかもしれませんが、知る人ぞ知る実力派って感じではないでしょうか。
説明会に足を運んでみると良いと思いますよ。
\サポートの手厚さが随一/
オンライン完結型のプログラミングスクールランキング
僕はこれまでに、50社以上のプログラミングスクールを徹底調査し、その中から20社以上に直接話を聞いてきました。
その中にはオンライン完結型のスクールも含まれていますし、実際オンラインのスクールに通いしっかり実力をつけることができました。
そんな経験から、なるべく客観的にスクールを比較して、オススメできるオンラインスクールについてまとめています。
これからスクール選びをする人の参考になれば嬉しいです。