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こんにちは!ながやまです。僕はこれまでに、50社以上のプログラミングスクールを徹底調査し、その中から20社以上に直接話を聞いてきました。
「実績数値はどうなってるんですか?」とか「こんな悪い口コミあるけど、どうなんですか?」とか、答えにくい質問ばかりする嫌なユーザーですw
怪しいところにツッコミを入れまくる徹底的なユーザー目線と、労力を惜しまない徹底調査(長崎⇄東京を何往復もしました)の結果を記事にしているので、記事内容は信頼していただけるはず。ぜひ参考にしていって欲しいです。
さてこの記事では、Winスクールというプログラミングスクールについてまとめます。
結論としてWinスクールがどういうスクールかいうと、
- 創業29年の老舗ITスクール
- 全国各地に教室があって地方でも教室に通って学習できる
- 口コミ評判はあまりよくはない(校舎・講師に当たりはずれがある)
- やる気があり、教室が空いていれば使い倒せる
- 総じて、サポートはそこまで手厚くないが、その分安い
こんな感じです。
全国各地に教室があるというのが一番の特徴ですね。地方に住んでいる人で、オンラインじゃなくて教室に通学して学びたいという場合、Winスクールしかないという人すらいるかもしれません。
ただし、総じてサポートはあまり手厚くありません。公式ページに書かれていることとも、少し齟齬があるので、注意してください(詳細は記事内で解説してます)。
その分、安いのは良いですが・・・
地方に住んでいて、オンラインじゃなくて、どうしても教室に通いたい。サポートあんまりなくても自分でバリバリやれる。でもお守りとして、一応わからんところは質問できる環境がいい。
という人は、検討の価値があるでしょう。
気になる場合は、説明会に行ってみると良いです。説明会の一言目が「無理な勧誘は致しません」だったほどに、まじで勧誘されません。
とてもサラッとしているので、悩むくらいならまずは説明を聞いてみましょう。
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目次
Winスクールとは?
ではまず、Winスクールの運営バックグラウンドを見てみます。
Winスクールの概要
Winスクールは、公式の文言を引用すると、以下のようなスクールです。
Winスクールは北海道から鹿児島まで、全国各地で展開するコンピュータースクールです。
Winスクール公式ページより
「笑顔で卒業」を合言葉に「人と人との個人レッスン」にこだわり、年間1万人以上の受講生の「夢」を叶えるため、企業から認められたカリキュラムと多様な受講スタイル、ライフスタイルや目的に合わせた受講システムで、あなたの希望に沿ったスキルアッププランの実現をサポートします。
Winスクール最大の特徴は、全国各地で受講ができるという点です。ITスキル専門スクールとしては、とても珍しいですね。
個人レッスンとは書いてますが、実際は少人数クラスなので注意してくださいw
受講生はかなり多いですが、CADやマイクロソフトオフィスなどが主なので、プログラミングやデザインなどWebに関してはだいぶ少ないと思っていいです。
Winスクールの運営会社ピーシーアシストについて

Winスクールを運営しているのは、ピーシーアシスト株式会社という会社です。
ピーシーアシストの設立は平成3年で歴史が古く、創業から29年とITスクールの中ではかなりの老舗企業です。

2015年には東証一部上場企業であるテクノプロ・ホールディングに買収されていて、大手資本のバックアップを受ける体制になっています。
ちなみにテクノプロはエンジニア(IT以外の技術者も含む)派遣業をやってる会社で、人材開発部門のテコ入れのための買収という感じみたいです。
買収以降、新しく教室を開校したり、話題の先進技術であるクラウド、IoT、AIなどの講座も次々と開講していますし、資本が拡大したことによる恩恵は大きいと言えるでしょう。

先進技術を取り入れるあたり、情報感度も高く、今後も成長し続けていくのではないでしょうか。
企業研修実績が豊富で、受講人数はかなり多い
Winスクールは、受講者の半分が企業からの受講生となっています。

その数は半端ではなく、年間1,480社、8,374人となっています。

Winスクールは、CADやマイクロソフトオフィス(Word、Excelなど)の講座とかもあります。CADだけで年間3,000人、オフィス関係の資格も年間3,000人を数えています。
CAD、オフィスでは実績がかなり高いですが、プログラミングスクールとしての実績が現状どんなもんなのかは不透明なので、その辺は注意した方が良いです。
一部のコースは「教育訓練給付制度」に認定されていて最大10万円給付される
Winスクールのほとんどのコースは、国指定の「教育訓練給付制度」に認定されていて、受講料金の一部が給付されます。
プログラミング関係でいくと、例えばJavaプログラミングマスターというコースでは、受講料は入学金や教材費を含めると合計で30万円ほどですが、約13万円が支給されるので、実質17万円で受講できます。

13万円も返ってくるのは、かなりでかいですよね。
Winスクールの特徴
ではWinスクールの「プログラミングスクールとしての」特徴をみていきましょう。ここでは、公式ページに載っている内容と合わせて、説明会で聞いた内容なども織り交ぜて解説していきます。
全国各地に校舎がある
Winスクールの最も良いところは、全国各地に校舎があるという点でしょう。

地方だと、なかなかまともなプログラミングスクールってないので、どうしても教室に通って学習をしたい人にとっては、これはとても嬉しいですね。
学べる技術はJavaがメイン
Winスクールで学べるプログラミングは、Javaがメインです。
Javaの基礎から、JavaのフレームワークであるSpring Framework、付随して、データベースに関する技術も学ぶことができます。
講座ごとの受講のほか、パッケージになった「総合コース」などもあります。この辺は、どのコースを受講すればいいのか悩むところなので、説明会で相談してみるのが良いと思います。
総合コースは以下のような感じになっています。



PHPも学べるが、WEBデザイン側にカテゴライズされている
Winスクールではjavaの他に、PHPを学ぶコースも用意されています。
一般的にはPHPもサーバーサイド言語なのですが、Winスクールで学べるPHPはWebデザインの中にカテゴライズされていて、がっつりシステム開発をするような感じではないとのことです。
説明会で、僕はWebシステムやりたいという感じで言ったら、WinスクールのPHP講座はあんまりおすすめしないと言われました。
AI、IoT、クラウドなど先進技術も学べる
もう一つ特徴として、WinスクールではAI、IoT、クラウドなどの先進技術も学ぶことができます。

これらのスキルは、今後需要が高まっていくのは間違いないですし、AI、IoT、クラウドをこれだけ手広く扱っているところはあまり多くないので、このラインナップは魅力的だと思います。
受講スタイルは予約制の少人数レッスン

Winスクールの受講システムはちょっと変わっててわかりにくいので、簡単に解説します。
まず、講座ごとに「レッスン回数」というのが決まっていて、このレッスン回数が終わったら受講完了ということになります。
以下のJavaプログラマコースでいうと、22回というのがレッスン回数で、1回150分のレッスンを22回受講したら終わりです。

で、Winスクールの基本のレッスン時間割というのは以下のようになっていて、この枠の中から1レッスン150分で受講予約をします。

レッスンを受けられる人数には限りがありますが、予約は、基本的に上限人数以下だったら好きなように取ることができます。
受講期間が決まっていますので、その受講期間内に全部のレッスンを消化するようにします。
基本的に、1週間に1回レッスンを受ければ、期限内にきれいに収まるようなスケジューリングになっています。
もちろん、レッスンを詰めまくって、短期集中とかもできます。個人的には、プログラミング学習は短期集中の方がおすすめです。
個別指導と書いているが、正確には少人数クラス
レッスンは予約した人数にもよりますが、平均で一人の講師につき生徒が5人くらいになるようになっているそうです。
ちなみに公式ページには、至る所に「個別指導」と書いていますが、1対1の完全マンツーマンとかではありません。
フリーレッスン制度で無料で教室利用も可能
講座ごとにレッスン回数は決まっているものの、予習復習として教室を利用できる「フリーレッスン」という制度もあります。
フリーレッスンでは講師への質問はできませんが、テキスト閲覧はできるし、2つのディスプレイを使って学習できるので快適に学習できます。
ただし、予約の空きがないと使えません。
ですが、この制度を上手に活用すれば、かなりがっつりお得に学習をすることができます。
テキストは教室以外でも閲覧できる
Winスクールのテキストは電子テキストがメインになっていて、自宅などインターネットに繋がる環境であれば、どこでも閲覧できます。
電子テキストを印刷した紙のテキストももらえるので、レッスンがない時でも学習すること自体はできるようになっています。
【注意】授業回数をこなしたら卒業。課題などはない
このように、レッスン回数は決まっていますが、フリーレッスンを使ったり、テキスト閲覧をしたりすることでがっつり学習をすることができるのですが、Winスクールのカリキュラムにおいて、授業回数をこなしたらそれで終了となります。
僕が知っているプログラミングスクールでは、たいていの場合、要所要所でメンターに課題を提出して、合格しないと先に進めないようになっているのですが、Winスクールには課題提出もコードレビューもありません。
なので、全然理解できないまま、レッスン回数だけこなして卒業するという結果を招く可能性も十分にあります。
Winスクールの口コミ調査してると、「独学と変わらない」という声もいくつかあったのですが、あんまりスキルが身に付かなくても受講完了できてしまう状態のことを言ってるのだと思います。
プログラミング学習は、独学だと挫折率90%と言われているので、つまづくポイントを講師の人に質問できるだけでも相当違うとは思ってますが、到達できるスキルレベルには限界があるということになります。
バッキバキに実力をつけたいなら、Winスクール以外にした方が良いと言わざるを得ない注意ポイントです。
【注意】講師は実務経験がない場合もある
教室によっては、実務経験がない講師が指導をする場合もあります。
都会の教室だと、各分野につき1人ずつみたいな感じで講師が配備されるらしいですが、僕が説明を聞きに行った地方都市では、講師は教室に一人だけでした。
この一人が、全部の講座の指導をすることになりますので、完璧なプロに教えてもらえるというわけではないので注意です。
ちなみに僕が説明会にいった長崎校の講師の方はすごく真剣で熱い方だったし、CADしか実務経験はないらしいですが、プログラミング関係の知識も豊富でした。
【注意】転職サポートは特にない
さらにここも注意ポイントなのですが、転職サポートはありません。公式ページには、就職サポートもやってくれると書いてあるんですけどね。

説明会で、就職サポートのことを聞いたら、「就職サポート?なんのことですか?」みたいな反応でしたw
どうやら、体系的なサポート体制があるということではないようです。
ただ僕が行った説明会では、講師の方は親身になって話を聞いてくれて、こんな感じで就活したらいいですよ〜とか、java講座受けた人がPHP系のweb開発企業行きましたよ〜とか教えてくれはしました。
あとは、教室によっては、Winスクールに卒業生紹介してくれ〜とIT企業から話があったりもするそうです。
まあそんな感じなので、転職エージェントみたいなバリバリの就職サポートなどは期待しないようにしましょう。
Winスクールの受講料金
では気になるWinスクールの受講料金について書きます。
とはいえ、コースがいっぱいあるので全部を説明するのは難しくて、ここでは少しだけ紹介するに留めます。
先ほども載っけましたが、java関係のコースはこんな感じです。



6ヶ月のコースで25万円と、プログラミングスクールではかなり安い。もちろん、レッスン回数が決まっているので、がっつり講師から指導を受けてこの価格、というわけではないので注意です。
フリーレッスンをバリバリ使って、6ヶ月間の教室の予約を埋め尽くす勢いで使い倒しましょう。
基礎だけ身に付けるなら15万円程度で可能
ちなみにJavaの基礎を身に付けるだけなら15万円程度で受講もできます。

説明会で聞いたところ、このJavaプログラミングの基礎コースのみ取って、PHP系のWeb開発企業に就職を決めた人もいるそうです。
その人は20代だったらしいですが、全くの未経験だったということなので、これはなかなか夢があります。
要は、やる気があれば、そんなに受講料が高いコースを取る必要もないということかもしれません。
教育訓練給付制度を使えば10万円程度キャッシュバックされる
さっきも書きましたが、Winスクールの一部のコースは、国指定の「教育訓練給付制度」に認定されていて、10万円程度が給付されます。
つまり、10万円キャッシュバックされるということです。
ただし、色々とオプションがついたコースのみが対象となっているので、さっき書いたように基礎だけ受けて就職したいみたいな人には、あんまり必要ないかもしれません。
Winスクールの評判について
Winスクールについて、ツイッターとYahoo知恵袋をさかのぼって口コミを集めてみました。結果はこんな感じです。
良い口コミ
- 校舎によっては、熱心に教えてもらえる
- 親身になって相談に乗ってくれた
悪い口コミ
- レッスンが放置ぎみで、独学と変わらない
講師の質が低い場合がある
口コミをまとめると、校舎によっては講師の質が低く、放置ぎみにされてしまうところもある。
という感じですね。かなり厳しい評価だと思います。
たぶん僕が説明会に行った校舎は当たりの部類だと思います。気になってる人は、説明会に行って当たりはずれを見極めるしかないですねw
Winスクールの口コミについて詳しくは、以下の記事にまとめていますので、ぜひ見てみてください。
Winスクールは無料体験会・説明会もあり
Winスクールは無料で体験会、説明会、教室見学をしています。
説明会では、色々とネットに落ちていない情報を仕入れることもできるし、教室の見学もでき、実際のテキストや学習環境を体験することができます。
また、プログラミング学習の目的などから、受講すべき最適なコースの提案があり、見積もりももらえます。
勧誘は全くなく、説明会に行ったあとで電話をかけることは絶対にしないとも言われました。
あまり評判はよくないものの、当たりを引けばw良い環境で学習できると思うので、一度足を運んでみる価値はあるかなと思います。
Winスクールの特徴をまとめ
というわけで、最後にもう一度Winスクールの特徴をまとめると、以下のようになります。
- 創業29年の老舗ITスクール
全国各地に教室があって地方でも教室に通って学習できる
口コミ評判はあまりよくはない(校舎・講師に当たりはずれがある)
やる気があり、教室が空いていれば使い倒せる
総じて、サポートは手厚くないが、その分安い
口コミ評判がよろしくないので正直オススメはできませんが、地方に住んでたら選択肢がない場合もあると思います。
教室のフリーレッスンを使い倒して、予約を全て埋める勢いでガツガツやるなら良いと思っています。
受講料も安いですし、まあそれなりの料金で、それなりのサポートを受けたい人は検討してみても良いでしょう。
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オンライン完結型のプログラミングスクールランキング
キャリアコンサルタントのながやまです。
僕はこれまでに、50社以上のプログラミングスクールを徹底調査し、その中から20社以上に直接話を聞いてきました。
その中にはオンライン完結型のスクールも含まれていますし、実際オンラインのスクールに通いしっかり実力をつけることができました。
そんな経験から、なるべく客観的にスクールを比較して、オススメできるオンラインスクールについてまとめています。
これからスクール選びをする人の参考になれば嬉しいです。